我ながら飽きっぽい

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我ながら飽きっぽい性格だなあと思うのだが、結構頻繁にスマートフォンを買い換えている。今使っているものはもう少しで2年というところだが、すでに次の端末の物色を始めている。今使っている端末は、2年前の通信会社の乗り換えサービスを利用して購入したものだ。最初の2年間は月々400円ほどの支払いで済んでいたのだが、2年を過ぎると残額をまとめて支払うか、その額をさらに2年の分割で支払う契約になっている。

一括で払うのは少々こたえるし、分割払いを続けるにしても月々の支払いが1,000円以上高くなってしまう。この出費増は何としても避けたいところだ。そこで詳しく調べてみたところ、今契約している通信会社では、2年が経過する前に端末を返却しさえすれば、残額の支払いが一切不要になるという仕組みらしい。つまり、現在の機種をそのまま手手放せば残額を気にせず済むのだ。

現在利用しているプランは「月35GB・10分以内の通話無料」という内容なのだが、もともと電話で話すのが苦手で通話はほとんど利用しない。データ量も実際には15GBもあれば十分だ。そのため、今の契約は少しもったいないと感じ続けていた。

改めていくつかの格安SIMを調べてみたところ、15GBの容量で現在の半分ほどの費用で収まり、信頼性の高い会社を見つけることができた。この会社で端末をあわせて購入すれば、月々3,000円ほど(プランをワンランク下げれば2,000円ほど)の支払いを3年間続けるだけで支払いが完了する。それが全額の支払いなので、今回は返却の必要もなく端末が自分のものになり、その後の支払い負担も残らない。月々のコストも、現在の会社で端末残余金を払い続けるのと同等だ。

人によっては格安SIMの通信品質を懸念するかもしれないが、その点は心配無用だ。これまでもずっと格安SIMを利用してきており、大手キャリアを使ったことがない。比較対象となる大手キャリアの通信品質というものをそもそも知らないので、品質に不満を感じたことすらないのだ。それに、今回検討している事業者も格安SIMの中では通信速度に定評があるところだ。

乗り換えを決意したもう一つの理由は、新しい端末選びそのものの楽しさにある。この感覚は、多くの方々にも共感していただけるのではなかろうか。

たとえば「そろそろテレビを買い替えようか」と思ったとき。カタログを眺めたり、ネットでレビューを漁ったり、家電量販店に足を運んでいくつもの実機を見比べたりする。そしてその性能の違いをあれこれ調べる——その過程自体が何とも楽しいのだ。だからこそ「このワクワクがいつまでも続いてほしい」と思い、なかなか最終決定を下せずにいる。決まってしまえば、そのワクワク感は終わってしまうからだ。

今回の私も、今まさにそのワクワクの渦中にいる。カメラ性能や画面の綺麗さ、持ちやすさなどを比べながらスペック表を眺めている時間は実に楽しい。今回は返却不要で自分の手元に残る端末なので、長く愛用できるお気に入りの一台をじっくり選びたいのだ。

データの移行や各種アプリの引き継ぎなど、買い替えに伴う手続きの手間を考えると一瞬躊躇する気持ちもよぎる。しかし、これまでの頻繁な買い替えのおかげで、通信会社の乗り換えやデータ移行の作業自体にはすっかり慣れっこになっている。それに、そもそも自分の端末には「絶対に失いたくない・きっちり引き継がなければならない」ほどの大切なデータもほとんど存在しない。そう考えると、移行手順も拍子抜けするほどシンプルだ。

ほぼ心は決まった。そろそろ、この楽しいワクワクともオサラバしなければならないようだ。


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