長谷寺に行く 上

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この日曜日は久しぶりに長谷寺に行ってきた。

同じ市内…車で20分とかからない距離で、おまけに通勤でその前を毎日往復しているというのに、この観音様にお会いするのは…もう何年前だろうというほどご無沙汰していた。

昼食を取って、すぐに車に乗る。1時過ぎには初瀬の街の中に入ったのだが、なかなか車から降りられない。初瀬の街は道が狭い。おまけに駐車場がどこもかしこも一杯でなかなか車を止められないのだ。

それでも、やっとのことで車を止めて長谷寺の山門に…

…は向かわない。

私がまず先に足を運んだのは、長谷寺からは初瀬川を挟んでの向かいにある素盞嗚すさのお神社神社である。この神社の社伝には天暦年間(947~957年)、天照大神が降臨したと伝えられる與喜山に菅原道真公を祀るようになった時、その弟であるの素戔雄さんの霊も鎮めなければならないとの事で、この地にこの社をかまえたのだと言う。その見どころはこれ。

一般に「玉鬘の大銀杏」と呼ばれている推定樹齢800年、樹高40m。目通り約7.5mの奈良県最大の大銀杏である。「玉鬘」の名の由来はもちろんあの「玉鬘」である。樹齢が800年の銀杏が1000年前の「玉鬘」とどう関わりがあるのかは知らないが、とにかく見事な銀杏である。

さて、銀杏に見とれているばかりではいけない。素盞嗚さんに参りしなければ…

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