二つのブログを再公開します。

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古くからお付き合いいただいている方ならば、私は他にも二つのブログを運営していたことを覚えておいでかもしれない。「万葉短歌僻読」と「平城人の歌日記」である。いずれも私が学生時代にかじっていた万葉集に関わることを書いたものである。

前者は、その都度私が思いついた万葉集の短歌について手元の貧弱な蔵書やネット上で得た知識を元に、それぞれの短歌に文字通り「僻事」とも言うべき注釈?を加えたものである。だからこそ、サブタイトルのところの、「くれぐれも参考になさらぬように」と書いている。

後者は万葉集の編纂に大きく関わったとされる大伴家持のなりすましブログである。ご存知のように万葉集の全二十巻の中の巻の十七から二十は大伴家持の歌日記の形態を取っている。これをブログと言う形態で再現してみたい…という荒唐無稽な試みである。これもまた、「万葉短歌僻読」と同様、「くれぐれも参考になさらぬように」という但し書きをつけなければならないものである。

この二つのブログ、実は長い事非公開としてきた。

一つには、いまお読みいただいているこの「三友亭雑記」の更新で手一杯になってきてほかまで手が回らなくなってきて、更新し続けることができないならば、そこに書いてあることへの責任を果たすこと…例えばそこに誤りがあるとのご指摘があった場合、これにお応えすることできないということになる。それはやはり心苦しい。

もう一つは、やはり書いてある内容にそんなに自信が持てていないということがある。上にも書いたように。まことに貧弱な下調べしかできない状態で書いたものであるから、いずれのブログもまさに「僻事」だらけである。そもそも、この二つのブログを始めたのはほんの思いつきであり、若気の至りもう50の坂を越えていたがだったとも言える。

というわけで、これ以上人目にさらしておくことはできないと考えたのである。しかしながら、それなりには力を注いできたものをすべてなしにしてしまうのはやはり惜しい。いかに、「僻事」であっても、ある時期の私の思考を書き記したものだ。

てなことで、この二つのブログを削除せず、非公開の状態にしておいたが、今、この「三友亭雑記」を書く際に、ちょいと参考にしたいと思ったときに簡単にページを開くことができなくなってしまった。もちろん、私の名でログインすれば、それぞれの記事にあたることはできるのだが、非公開・不更新の時期が長くなったことで、私自身がアカウント名・パスワードを忘れてしまい、参考にしようとする度にああだこうだしながら結構な時間を費やしてログインすることがしばしばであった。まことに不便極まりない。

そしてこの度、恥を忍んで…この二つのブログを再公開しようと決意したちょいとおおげさである。むろん、非公開にする前からそれぞれの文章には何も手を加えてはいない。まさに、「僻事」だらけの文章群である。よろしければ、こちらも再度お付き合い願えれば幸いである。

万葉短歌僻読

平城人の歌日記


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