天理大学創立百周年記念 漱石・子規・鷗外―文豪たちの自筆展―

シェアする

この春、以下のようなニュースが流れた。

【NHK】明治の文豪、夏目漱石の代表作の1つ「坊っちゃん」は、その自筆原稿の所在がわからず、研究者が行方を探していましたが、奈良県
ほんのかじった程度であれ、文学というものをかじってきたあるいはそのように自分では思っている私にとっては見過ごせないニュースであった。一目この目で見てみたい…この感情を御理解いただける方はそう少なくないはずで、その御方も私と同じ感情をきっと持っているはずである。

しかしながら、見せてください…はいどうぞというわけには行かない。その道の専門家でもない限り、おいそれと見せていただけるような代物ではない。

その後7月に天理図書館は以下のようにそのームページにおいて紹介する。

蔵書数約150万冊の やまとのふみくら
そして…ついにその日は来た。
この展示会において、この度発見された「ぼっちゃん」の自筆原稿が展示されることは、上に紹介したリーフレットにある展示品の目録にあるとおりである。ほかに正岡子規、森鴎外の自筆原稿も少なからず出品されるようだ。楽しみという以外にない。

毎年、この時期に天理図書館はその収蔵するところの貴重な収蔵品の展示会を開催している。本ブログにおいてもそのうちの何回かは紹介している。

手紙ーその筆先にこめた想い

などは今回といささか被っているようにも思えるが、手紙とその作品とでは全然内容が違う。そして

特別展示・・・「天理図書館古典の至宝」に行く

まさに「至宝」の名にふさわしい名品がそこには展示されていた。

他にもいくつか紹介したような記憶があるが失念してしまった。ただ、この展示会は毎年開かれており、その度に足を運んでいるので紹介しなかった時のほうが遥かに多い。

ところで、最近すっかり更新が間遠になってしまっている私のブログであるが、今日の更新は2週間ぶり。前回紹介したニラの花の蕾もすっかり開き、今や花盛りである。


三友亭雑記をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

シェアする

フォローする

三友亭雑記をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む